産業用太陽光発電所の改正FIT法適合メンテナンス(O&M)は、太陽光発電メンテナンス協会にお任せください。

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トラブル事例

パネルの破損

パネルガラスの破損

太陽光発電のパネル表面は3mm程度の強化ガラスで

覆われていますので、簡単に割れることはありませんが

鋭利な物や、重量物の落下物によって破損することがあります。

写真は、投石(カラス?)によるものと思われます。

このような事例は多くあり、繰り返し同じ場所で起こることもあります。

動産保険に加入していれば、保険で交換が可能事例が多くあります。

 

スクリュー杭のレベル(高さ)をスペーサーにより調整

スクリュー杭の高さ調整の不具合

スクリュー杭による基礎に架台を固定していますが、他の高さよりも極端に低いために多くのスペーサーで調整しています。

強度的に問題があり20年間持つかどうか危険性大です。

スクリュー杭を打ち込む時にしっかりと、レベルと位置を機器で測量して施工することが重要です。

ケーブルをループ状に巻いて施工

ケーブル整線の不具合

直流配線のケーブル長がシステムに適合しておらず、余ったケーブルを巻いて束にして処理しています。

ケーブルは巻いて処理すると磁界が発生し、発熱して発火焼損するトラブルに至ることがあり危険性大です。

適切な長さに調整して整線しておくことが必要です。

雑草の繁殖成長によりパネルに影

雑草による発電量への影響

適切な雑草処理が出来ていないために、パネルの高さよりも高く成長してパネルに影が出来ている。パネルは影ができると発電量が極端に減少します。

良いシステムを設置した発電所でも、しっかりした防草対策が出来ていない場合は、発電損失や除草費用が多く必要です。

端子BOXの焼損

端子BOXの焼損

パネルの裏面に設置された端子BOXにはバイパスダイードが入っております。これが正常に機能しない場合は過電流が流れて機器を焼損します。

しっかりした施工と、点検で機器のトラブルを防ぐことが重要です。

 

パネルに南に設置された電柱の影

電柱等の影

設置場所の条件により、パネルに影ができることがあります。影ができると発電量は2~3割落ちることがあります。

最初から陰になることが予測される場合は、ストリング配線に工夫したり、陰の影響が軽減されるシステム機器を選んで対策をお奨めします。

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